ディレクターの佐々木です。
先週、ゲストキャラクターの公開の様子をお知らせしましたが、新しいトレーラーで垣間見えた『ソウルキャリバー』ならではのアクションにスポットを当て、新たな技やゲストキャラクターの動きなどの注目ポイントをアニメーターに語ってもらいます。
目指すべきアクションとは、どこに注目して欲しいかをアニメーションディレクターの柴田、アニメーターの南の両名から実際に語ってもらおうと思います。
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柴田 : 『ソウルキャリバー』といえば、武器を使った爽快なアクションが魅力なのですが、
今作でもキャラクターを動かしていて気持ちの良いアクションを目指しています。
操作している人が爽快感を感じられ、見ている人が自分も操作してみたくなるアクションが理想ですね。
南 : トレーラーでもド派手なアクションが公開されていますが、ド派手といっても武器をただ大きく振り回していれば良いというわけではありません。
そのアクションの根幹にある、体重移動などの表現をしっかり行うことがとても重要ですので、そのあたりにはこだわって制作しています。

柴田 : 新キャラクターのヒルダですが、全身に鎧をまとったストイックな外見が、これまでの女性キャラクターとは一線を画しているデザインです。両手に剣と槍を持っていますが、リーチも攻撃の仕方も異なる2つの武器をどのように扱わせるかがポイントになります。
南 : 実は作り手からしてみると制限が多くて大変なキャラクターなのですが、槍による攻撃の豪快さと、剣による攻撃の華麗さ、女性らしさを併せ持ったキャラクターになっていると思いますよ。
柴田 : とりあえず、槍は半端なく長いです(笑)

南 : ジークフリートに引き続き、アイヴィーとヴォルドもド派手な技を繰り出していますが、これは今作で新しく導入された要素です。
柴田 : これに関してまだ多くは語れないのですが、全キャラクターにそれぞれ個性的でド派手なアクションを持たせていますので、楽しみにしていてください。

柴田 : ついに公開となりましたゲストキャラクターの一人、ダース・ベイダーですね。
南 : 最初にゲストキャラクターがダース・ベイダーとヨーダと聞かされたときは驚きました。ディレクターは何を血迷ったのかと(笑)
柴田 : 映画の『スター・ウォーズ』では、そのほとんどが地味な動きで構成されていたので、『ソウルキャリバー』の世界ではどのようなアクションをさせるのか、ギリギリまで試行錯誤を重ねています。
南 : 「現在の技術でダース・ベイダーの登場するシリーズが制作されていたとしたら、どんなアクションをしていたのだろうか?」
誰もが気になるそんなダース・ベイダーの動き方を考えつつも、あくまでも『ソウルキャリバー』の世界に彼が降り立ったとしたら、という前提でモーションを作っています。

柴田 : ヨーダは劇中で戦っている時間は短いながら、軽快なアクションの連続で強烈な印象を残しました。
その印象深いアクションをいかにして『ソウルキャリバー』の世界に取り込むか、それが最大のテーマです。
ダース・ベイダーの場合は、動き方自体を根本的に考えなくてはならないのですが、ヨーダの場合はいかにゲーム性にマッチしたアクションとして再構成するかが課題です。
南 : その上で、あの短い手足でしっかりと説得力のあるアクションをさせなければならないことも大変ですね。
武器を持ってクルクルとさせるだけでも、武器の軌跡のおかげでそれなりに見えるのですが、しっかりと斬っている動作を再現して初めて『ソウルキャリバー』のモーションと言えますからね。
柴田 : 今作ではグラフィックが大きく進化していますが、あらゆる動きを分析し、ゲーム上のモーションとして説得力のあるものにしていくというモーションデザインのプロセスに変わりはありません。
力の発生や重心の移動など、派手さや豪快さの土台となっている要素に注目しつつ、『ソウルキャリバーⅣ』のアクションにご期待ください。
南 : 従来の『ソウルキャリバー』のモーションテイストを踏襲しつつも、新しいことにチャレンジし続けています。
実際に手に取ってプレイして、進化しているモーションを体感してください。
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佐々木 : ......ということで、今回は『ソウルキャリバーⅣ』の武器格闘アクションにスポットを当てました。
今後も色々と開発の情報を出して行きたいと思います。ご期待ください。