北米のサイトでブログがスタート!


ディレクターの佐々木です。

実は北米のゲームサイトでブログを定期的に掲載することになりました。
先方から出されたテーマに開発者が答える形です。
せっかくですので公式サイトでも原文を紹介して行こうと思います。

記念すべき第一回のテーマは、"『ソウルキャリバーⅣ』制作開始にいたるまでにどのような準備を行ったか"です。

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『ソウルキャリバーⅣ』の制作が決まったのは2006年初頭でしたね。
『ソウルキャリバーⅢ』が終了した後、開発していた業務用を終えた直後くらいでした。
当初は次世代機が世に出たての頃だったので、『ソウルキャリバーⅣ』を次世代機で制作する上で、どんな魅力をお客様に提供できるのかを、チーム全体で何度もミーティングを繰り返していました。

アウトラインは初めからありました。
次世代機ならではの美麗なグラフィック、ネットワークを使ったコミュニティーの形成、そして『ソウルキャリバーⅢ』で好評を得たキャラクタークリエイションの更なる進化。
そんなアウトラインで話し合いを重ね、『ソウルキャリバー』のナンバリングタイトルとして魅力のある製品コンセプトを作り出していきました。

武器格闘の肝は、見るものを唸らせるような華麗なアクションと攻防の駆け引きです。
自在に技を繰り出すことで視覚的な気持ちよさを与え、間合い、読み合い、一瞬の賭け、そんな胃の奥を鷲づかみされるような心理戦を与えてくれます。
まさに武器の達人の境地を疑似体験させてくれるのが武器格闘です。

今までのシリーズはそこを十分に発揮してきていますので、今回もそれに劣らないような新たな達人(武器)を何にするべきか、そこが最大の難関でした。
単純に思いつくような武器は、過去シリーズで既にチャレンジしていたので。

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色々なアイデアを試行錯誤し、何度も試作を重ね、ようやくたどり着いたのが、今回の新キャラクターの【ヒルダ】です。


長短の武器を使うという目新しさだけで生み出されたわけではありません。
長い槍では豪快な力強さ、短剣ではスピード感、武器を使い分ける駆け引き、まさに今までに無かった"達人"を表現できると確信したからです。




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そして、その"達人"が最も映えるビジュアル、性別、性格に描き仕上げる。
そんな過程を経て、『ソウルキャリバー』のキャラクターは誕生します。


新キャラクター誕生の影には、砂塵となった膨大な数のアイデアと、クリエイターたちの試行錯誤、情熱、夢、そんな魂があるんです。
まさに『ソウルキャリバー』たる由縁でしょうか。

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