ディレクターの佐々木です。
すでにご存知の方も多いと思いますが、 『 ソウルキャリバーⅣ 』 ではゲストキャラクターの他にも強力な仕掛けを用意していました。
それは『ソウルキャリバーⅣ』に登場するボーナスキャラクターを著名な作家先生やデザイナーの方たちに描いてもらおう!というものです。
今回はこのコラボレーションの企画に快く参加して頂き、ボーナスキャラクターの1人、『シェラザード』を描かれた出渕裕先生のインタビューをご紹介したいと思います!
『ガンダム』シリーズや『ロードス島戦記』などで著名な先生が如何にして『ソウルキャリバー』の世界観でキャラクターを描いたのでしょうか?
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◆シェラザードについて◆
最初にお話をいただいたとき、"蛇腹剣使い"か"レイピア使い"というリクエストでした。
蛇腹剣は『機甲ガリアン』、レイピアは『ロードス島戦記』のディードリット風なデザインを望まれているのかなと思いましたね。
それで、特撮番組の敵幹部みたいな蛇腹剣使い、アジア風なエルフ、ガッチャマンのようなマントのSF風エルフという3つのデザイン案を出したところ、「SFエルフがいい」と言われたんですよ。
個人的に、いちばん意外なものが採用されて驚きました(笑)。
その後、SFのままだと世界観に合わないと思い、帽子や羽飾り、肩当てなど、中世的でファンタジーな要素を取り入れつつ、特撮みたいな見栄え重視の衣装になっています。

この鎧みたいな服やブーツって、どうやって身に着けるか考えちゃいますよね(笑)。
あとは色ですね。紫色は地味ですけれどシックで上品な感じになるんですよ。
落ち着いた感じになるように、細かい部分は白や銀色にしてあります。
最初はエルフだから緑色も考えましたが、そのままディードリットになりそうな危険性を感じたので止めました。
シェラザードという名前は、雰囲気を伝えるつもりで勝手に考えたら、そのまま採用されたんですよ。
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◆コラボレーションイラストについて◆

ソフィーティアかナイトメアのどちらかと、セットでというお話だったのですが、女の子と化け物だったら、女性を描くほうが楽しいです(笑)。
ナイトメアが特撮っぽいので、僕が描いたらデザインが変わりそうだったということもあります。
ただ、シェラザードとの兼ね合いで、ソフィーティアはちょっと色黒というか地中海風になったかも。
結果的にはバランスがよくなって、描いていて気に入りましたね。
「週刊ファミ通3月28日号より抜粋」
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出渕 裕 (いづぶち ゆたか)
1958年12月8日生まれ。
東京都出身
1979年に『闘将ダイモス』の敵ロボットデザイン担当でデビュー。
その後、ガンダムシリーズや『ロードス島戦記』『機動警察パトレイバー』スーパー戦隊シリーズなどの数多くの作品でメカニックデザインやキャラクターデザインを手がけるマルチクリエイター。
2002年、テレビアニメ『ラーゼフォン』では監督をつとめ、
2008年には『鉄腕バーディー』でクリエイティブプロデューサーをつとめる。
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インタビューを読むと分かると思いますが、実際お会いした先生は気さくで優しい方でした。
それにしても、シェラザードが採用されたのを意外と感じていたとは......。
シェラザードが開発チームの中では一番人気のデザインだったんですけどね(笑)