命と引き換えに「霊剣」を生み出したと伝えられる英雄王だが――「真実」はやや異なった様相を示している。 儀式は失敗に終わった。生み出されたのはソウルエッジに酷似した一振りの剣だったのだ。現在の霊剣の姿は、後世の人々、すなわち「霊剣を守護する一族」が、永い時間をかけてかの剣を「霊剣」へと育て上げた結果である。 そしてもう一つ、秘密が存在する。かの剣には、英雄王の魂が宿っているのだ。強烈な力への渇望をそのままに、剣の内に留まった王の意志。封印の呪によって眠り続けていたその思念は、時の果て十六世紀――ついに覚醒の時を迎える。
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