武器 【 獅子王 】
 かつて鉄砲に打ち勝つため居合いなどの術を貪欲に取り込んだ御剣は、同時に新しい戦い方に見合った刀を探し求めた。数多の刀を実戦で試した末、ついに彼が己の武器にと選んだ業物がこの獅子王である。
 以来、獅子王はつねに御剣とともにあり、鉄砲を超えたと彼が確信した時もその手には獅子王が握られていた。
 なお、現在「獅子王」という日本刀が現存するが、御剣の振るったそれと同じではないと考えられている。


流派 【 天賦古砕流・改 】
 若くして農民から身を起こし、鋤を刀に持ち替えた御剣は、天性の反射神経と身体能力で数々の戦場を渡り歩いた。戦いの日々で鍛え上げられた彼の剣。それは洗練された技法からはほど遠い、荒々しくも実戦的なものである。
 みずからに箔をつけ傭兵として売りこむため、天賦古砕流を名乗った御剣。だが彼はやがて鉄砲に危機感を感じるようになった。これを超えることを生涯の目的とし、あらゆる剣術家と剣を交え、その技術を貪欲に取り入れた彼は確信とともに己の流派に「改」を称する。
 それから数年、いまや鉄砲すら敵ではないと豪語する御剣の動きは彼にしか体現できぬほどにまで練り上げられた。





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