武器 【 邪剣ソウルエッジ 】
  曰く、最強の武器。曰く、英雄の武器。様々な伝説に彩られるソウルエッジ。その正体は握り手を操り、斬った者の魂を吸い上げる邪剣である。だが太古の昔には、一人の人間によって造られた変哲のない一振りの剣にすぎなかった。剣は幾度となく戦場で血を吸い、いつしかより多くの魂を喰らうために持ち主の意識を奪い、かの者が最も力を発揮できるよう形状を変える性質を得た。人間の争いが、この忌まわしき存在を生み出し、そして育んだのである。
  そしてそれは今でも成長を続けている。数多の魂が、数多の憎悪が、数多の悲しみがその中では渦巻いているのだ。


流派 【 鎧に染み込んだ記憶 】
  数年前に突如現れ、ヨーロッパ中を恐怖に陥れた蒼騎士ナイトメア。それは邪剣ソウルエッジに精神を捕らえられたジークフリートの姿だった。父親殺しという心の傷をえぐり、魂を集めればその復活が叶うと囁く剣の言うがままに、彼は凶刃を振るい続けた。
  霊剣ソウルキャリバーとの戦いを経て、彼は呪縛から逃れることに成功する。数多の破片に砕かれ、いまや握り手をも失ったソウルエッジ……だが、惨劇の記憶は蒼い鎧に染みついていた。ジークフリート自身も、その恐怖に晒された人々も――そしてもちろん邪剣も――その虐殺を忘れ去ることはなかった。忌まわしき鎧に宿った邪剣の念は、時を超えて生き続ける魔術師を呼び寄せる。正邪の力を利用しようと企んだザサラメールの手によって、邪念はかりそめの肉体を手に入れたのだ。
  そして、ついに邪剣は解放された。ソウルエッジは再び一つとなり、その膨れ上がった凶念は惨殺の渦を生み出していく……。





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