武器 【
フランベット
】
家名とともにそれまでの生活のすべてを捨てたラファエルが、ただひとつだけ生家から持ち出したレイピア。
幼いころより近しい者にさえ命を狙われ続け、下らぬいがみ合いに終始する貴族社会に見切りをつけた彼だが、成長する過程で身を守る術として学んだ剣術だけは捨てなかった。
その鋭い刃をもつ剣は、すべてをエイミのためと考えるラファエルの理想を実現に導く、忠実な供である。
流派 【
ソレル・ラピエレ
】
中世フランスの激動の中、姿を消したソレル家で考案されたという、ソードレイピアを扱う剣術。
謀略にまみれたソレル家では以前から細身の剣を使い、刺突に重きを置いた剣術が伝わっていた。混沌を極める貴族社会において政敵を殺め、また自身を守るための剣には、服に仕込まれた鎧板の隙間を貫く精密さが必要だった。
裏切りと保身を揺りかごに育ったラファエルも、それまでのソレル家当主と同じようにソレル・ラピエレを身につけた。だが、そのソレル家も時代に呑まれて久しい。
時代は今、重火器が発達しつつある。重く分厚いだけの全身鎧はその存在意義を問われはじめていた。ソレル・ラピエレがおおいにその真価を発揮できる時代がやって来たのだ……!
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