揺らめく水面を思わせる青い光の中、まばゆい輝きを放つ一振りの剣――。度々タリムの夢に現れる幻視。ユンスンという青年としばし旅をともにしたタリムは、その幻視の意味を見極めようとするが、答えは掴めない。ある晩、幾条もの光が西へと流れていくのを目にしたタリムは、邪剣の力が増したことを知る。以後、頻繁に幻視を見るようになった彼女は、その剣の力があまりに強まっていることに危惧の念を抱く。世界を巡る風達が今、悲鳴をあげていた……。
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