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ストーリー


 戦上手で名高い神聖ローマ帝国皇帝。スペインでの反乱軍鎮圧、パドヴァでの対フランス王国戦勝利……。

 飛ぶ鳥を落とす勢いで勝利を積み重ねるその姿は、世界帝国皇帝の名に恥じぬものであった。

 

 また頻繁に民衆の中に姿を現す気さくな皇帝としても知られていた。稀代の名君、まさにそのとおりの皇帝であったのだ。

 

 しかしどれだけ勝利を積み重ねても、平和は訪れない。勝利の先にあるものは更なる戦乱のみであった。度重なる戦乱に思い悩む皇帝は、魔剣ソウルエッジと、その対極をなす霊剣ソウルキャリバーの伝説の研究にのめりこんで行った。

 

 それから数年、オスマン帝国スルタンの座を簒奪(さんだつ)したバルバロスという男が、西方へと軍を進めて来た。またたく間にハンガリー王国を滅ぼしたバルバロスは神聖ローマ帝国へとその矛先を向けてきたのである。

 

 皇帝が鉄の仮面を着用するようになったのは、ちょうどその頃からである。そしてだんだんと臣下を寄せ付けぬようになっていった。その様子を、人々は有能な絶対権力者が陥りがちな孤独ゆえと考え、次第に皇帝の傍から離れていった。

 

 そんなおり、スペインのグラナダ近郊で、後にイヴィルスパームと呼ばれるようになる光の柱が出現した。ただちに探索隊を組織させ、その光の柱を調べさせた皇帝。探索隊が光の柱の中心から見つけ出したのは伝説の魔剣ソウルエッジと思しき剣を携えたジークフリートという少年であった。