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封魔の里


 一般に「忍者」と呼ばれる者は、大国「隋」に使節を送ったとされる飛鳥時代の摂政が「志能便(しのび)」と呼ばれる諜報機関を作り、朝廷内の情報を収集していたのが起源といわれ、諜報や暗殺を生業としている者のことを指す。

 

 その一方で、封魔一族は並外れた技を隠し、特定の領国や居城を持たずに、隠れ里でひっそりと暮らす「世を忍ぶ者」として妖怪や魔を封じることを生業としていたようである。

 

 タキはこの一族の出身であり、彼女の2つの力、すなわち魔を封じるための戦闘技術と、そのための武具を造りだす鍛冶技術は封魔一族の根幹を成す2つの集団、「封部(ふうじべ)」と「冶部(いのべ」」に由来している。(この他に一族には首領が暴走したときの歯止め役として「裏部(うらべ)」という組織があったという)

 

 この封魔一族が暮らす里がソウルエッジとソウルキャリバー、ふた振りの剣にまつわる事件に巻き込まれていくのはトキという男が首領となった時からである。

 

 首領に就任する際に、トキは己の直属集団「尉部(やすのべ)」を組織し、己の野望のために暗躍させていたが、その4人の長の中に、かつてのゲキ・マキの姿もあったという……。