2003.3.7

■ 家庭用「ソウルキャリバーII」インプレッション

 開発中の家庭用「ソウルキャリバーII」を体験できる日がやっと来た。数々の新モード、新キャラクタと興味津々のインプレッション取材。さっそくレポートといきましょう。


○単なる移植ではない

 アーケード版をプレイしてきた取材班は、まず、既存のキャラクターを使ってプレイしてみた。ひたすら対戦してみた結果、わかったことは、以下のとおり。

  • 「弱いといわれるキャラに、魅力的な追加技がある」
  • 「使い道があまりなかった技に変化がある」

 ということ。取材班の総意としては、特にラファエル、ユンスンは追加技を組み込んだ戦術によって、アーケード版よりもさらに面白くなっている。家庭用ならではの新たな戦いは大変楽しみだ。


○ ウェポンマスターモードは初心者にもオススメ

 新モード「ウェポンマスターモード」は、世界を旅しながら戦いに臨むというシステムになっており、勝利すれば経験値とお金を稼ぐことができる。プレイステーション版「ソウルエッジ」を体験した人には「エッジマスターモードのような」、ドリームキャスト版の「ソウルキャリバー」を体験した人には「前作のミッションバトルモードのような」ルールといえばわかりやすい。

 戦いの舞台には、このモード独特のルールが適用されるところもある。この仕掛けが、システムを理解するうえでけっこう練習になるテーマが用意されており、初心者が「ソウルキャリバーII」をプレイするなら、まずこのモードを一通りプレイしてみてほしい。

 「では、アーケードプレイヤーにはヌルイのか?」という話だが、それは違う。やりこみ要素として、このモードで集められるオリジナルの武器が用意されている。これをすべて集めるだけでも相当量のものが用意されているので、楽しみながら武器を集めてほしい。


○まだまだある家庭用ならではの要素

 さて、そのほかにもいろいろと家庭用ならではの要素が盛り込まれているのを発見。列挙していこう。

・プラクティス

 シリーズ伝統の練習モードである「プラクティス」は相変わらず充実している。コマンドリストで技を再生してくれることはもちろん、リストには「代表的な技」、「出が早い技」、「ダメージの高い技」が表示されるようになった。特に「早い技」のリストは、初心者には必須の技がラインナップされているようだ。

・サウンド

 PS2、GC版はドルビープロロジックに対応、Xbox版はDD5.1chに対応している。PS2版でもゲーム中にサラウンドを実感できるのはうれしい。環境を持ち合わせている人はぜひ、試してほしい。新ステージ、新モードに合わせて曲も追加されている。

・表示

 プログレッシブ(PS2、GC)、D4(Xbox)に対応している。また、4:3と16:9の画面切り替えも可能となっているので、ワイドテレビでも楽しめる。


○ゲストキャラ、新キャラクターインプレッション

 家庭用で登場するゲストキャラクター、そして新キャラ「ネクリッド」のインプレッションをお届けして、この記事を締めくくろう。

・リンク

 技スピードは中量級ライクになっている。横斬り(A攻撃)に特徴があるキャラ。弓、爆弾、ブーメランはそれぞれナイトメアの構えのような扱いになっており、構え中にも移動が可能。連携からそれぞれの構えにシフトできる。弓は縦、ブーメランは横。爆弾は縦の属性のようだ。

 弓はかなりのスピードで飛ぶガードブレイク技。上下にも撃ち分けが可能。ブーメランは発射後に軌道を変化させられる。爆弾は時限式で、持ち続けていると自爆する。ほかにも、前転動作などがあるので、タキのように動くことができる。カサンドラのように盾を構えたまま歩くこともできる。

 投げ技のアクションがハデにできているのが印象深い。ガード不能技の出がそこそこ早め。

・平八

 「ソウルキャリバー」における横斬り(A攻撃)と縦斬り(B攻撃)の役割が入れ替わったキャラクター。出の早いB攻撃で相手の動きを止めることができるようになっており、全体的に縦攻撃で押していける印象。動く相手にはA攻撃……といきたいところだが、B攻撃にもホーミング能力の高い技があり、うまく使い分けていきたいところ。

 シリーズ初の接近戦専門キャラクターといってもいいだろう。いかに近づいていくかが非常に重要で、しかも近づいた相手を放さない、上、中、下段の素早い怒涛の攻めを要求される。

 「リーチのなさは移動でカバー」という点では、「鉄拳」シリーズ体験者に向いていることは間違いないが、「ソウルキャリバー」シリーズ体験者になじみやすいA、B、K、Gという操作系なので、間口は広いといえる。

・スポーン

 動作としては重量級だが、動きにメリハリがあり、かっこいい、というのが第一印象。空中に飛び上がる新たな構えともいうべき「レビテーション」はこのキャラクターにおいて必須の動作といえる。連携からシフトさせられるので、飛んでからの攻防は重要なポイント。ただし、むやみに飛ぶと当然スキだらけになってしまう。ゲストキャラの中ではもっとも新キャラらしい動きを兼ね備えていると感じられた。飛び道具はレビテーション中、通常の立ち状態から撃てる。

 また、コマンド投げの投げぬけ動作が独自モーションになっているのは注目。技成立後の攻めも楽しそう。

・ネクリッド

 攻撃動作が起こるまで、武器が表示されないというところが一番の特徴。各キャラクタの技がリミックスされて独自のつながりを生んでおり、これが新たな魅力となっている。走り、攻撃と全般的に重量級の動きだ。

 リーチのある技が揃っている印象なので、遠距離で戦うと強いかも。技と間合いを考えながら戦う、テクニカルなキャラクタといえそうだ。

 



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