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神託のままに彼女が立ち寄った、ヘパイストスの神殿「エウリュディケ神殿(宮殿)」

ギリシアの神殿には、人間が建てて神に捧げたものと、神が宮殿として“自ら”建てたものと2種類あるが、この神殿は無論後者である。器用な神ヘパイストスは、武具の他にも装身具から神殿まで、何でも作れるモデラーであった。その彼の作品ゆえ、色々な技巧が凝らされていてもおかしくない。古代に希な大アーチがその最もたるものであろう。
内部中央に妻アフロディーテ(ヴィーナス)の像があったが、アレスとの浮気が発覚した後は、有翼の女神ニケに変えた。左右は同じく因縁のアレスとアテナの像だが、彼も意外と「皮肉屋」ならしい。
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……オリュンポス12神の一人、鍛冶の神・ヘパイストスが自ら設計/建築した大宮殿。宮殿の名前は、日本のイザナギ、イザナミの神話に通ずるギリシア創世記の女性から取ったとも、ヘパイストスが母ヘラによって海に捨てられたとき、彼を救ってくれた海の女神・エウリュノメとテティスから取ったとも言われる。
この宮殿は自分の仕事場である火山の近くにあり、ドーリア式に近い様式の列柱が全体を覆っていた。内部にはクリスタル製の浮遊する床があり、彫刻が飾られていたとされるが、流石に「神の領域」に存在するこの宮殿も、5世紀以後、人間の信仰のなくなって後は崩壊してしまっていた。ゲーム画面での姿がその「崩壊後」の姿であるが、上の図は、その復元想像図である。
この宮殿に実際に行くことが出来たのは、恐らく「彼等」だけであったろう。



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