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使用武器:忍者刀
武器名:裂鬼丸
流派:夢想抜刀流
年齢:22歳
生年月日:不明
家族構成:両親、兄弟いずれも病死。恩師トキ。
出身地:封魔の里/日本
身長:5尺7寸(170cm)
体重:15貫目(55kg)
血液型:A型

 現在でいうところの“妖怪ハンター”を兼ねている「忍者」。両親は無く、物心の付くまでは、おなじく「忍者」であるトキに育てられていた。

 ……戦国時代において、密偵や謀略などの特殊作戦のエキスパートである「忍」を抱えている武将は多かったが、彼女はその意味での忍者ではない。
 古来より特定の領国や根城を持たぬ『世を忍ぶ一族』としての「忍者」であった。その為か、彼女の一族には「俗世間の民」には失われた能力を持つ者が数多く現れる。
 或る者は「能力」を手土産に戦国大名の配下となって腕を振るった。 或る者は「能力」を捨て、普通の民としての生活を目指した。だが、生まれながらに「霊力」を授かっていたタキは、影で人の世を脅かす邪を討つべく、妖怪退治をしながら日本各国を回る道を選んだのである。
 特に今は戦乱の世……怨念や執念が、国中に溢れていた。

 ところで、彼女は妖怪退治の仕事が多い為かなり武装しているが、その殆どは自分で造ったものである。そしてそれは「彼女一番の趣味」となっていた。
 無論こればかりは特殊能力ではなく、彼女がその必要性から一生懸命修得した「技術」である。しかも独学であった為に、「古来からの伝統にとらわれない様式」で製作されており、特に 霊力を封じて鍛え上げた愛刀「裂鬼丸」はその最高傑作であるはずだった。だが、その「裂鬼丸」に、南蛮から魔剣"ソウルエッジ"の噂がやって来た辺りから、異変が起き始めたのである。

 古代の悪霊が具現化して生まれた妖怪“猛怒託妖”を封印してある神社が、この戦乱で寂れてしまったことで、封印がとけそうになっている……
 依頼を受けたタキは早速、近江国にある、その神社へと向かった。そして着いてみると……いるわいるわ、妖怪ではない、霊魂の様なものまでがそこには溢れていたのである。封印を破ろうとする“猛怒託妖”の力が、それらを呼び出したに違いなかった。
 これは、なかなか仕事のしがいがあるわね……  彼女はいつもの様に「裂鬼丸」を抜くと、一文字に雑魚妖怪を斬りつけた。−−と、雑魚妖怪はまるごと、一瞬で消滅してしまったのである。大抵のことには全く動じない彼女も、これには思わず目をまるくした。“消滅”……おかしい、斬れることはあっても、消滅するなんてあまりにも威力が強すぎる! そもそも「裂鬼丸」は自分の作品である。こんな力まで、この刀に封じた覚えは彼女にはなかった。

 “猛怒託妖”を再封印した後、灯篭に腰掛けたタキはしばらく考え込んでしまった。どう考えても「裂鬼丸」は何か別な「強い物」と共鳴しているとしか思えない。しかもそれは『この日本』には無いものだ。あるのであれば、とうの昔に知っているだろう。と、するならば、多分……

 魔剣"ソウルエッジ"の事を聞いてからかしら?

 ……まさかとは思うが、時期的にこれしかきっかけに相当する出来事は、無い。

 『世を忍ぶ一族』タキは、魔剣"ソウルエッジ"の噂をたどってみる決意をした。愛刀「裂鬼丸」を、より強力な剣に出来るのなら、この際世界中を旅しても構わない。

 

 彼女と生死を共にしてきた愛刀“裂鬼丸”が、今、砕け散った。いや、“裂鬼丸”だけではない。精魂込めて造った鎧も、無数の傷で飾られていたのである。
 これほどの力があろうとは……かつての強敵“猛怒託妖”相手ですら、これほどの激闘ではなかった。
 彼女の武力低下を知った“猛怒託妖”は、地下より下級妖怪を彼女に放つ。だが武力が弱まろうが、所詮タキにとっては退屈な相手だ。手に持つ"ソウルエッジ"をなにげに一振りすると、小妖は一言も発する暇もなく、消滅した。
 「こいつを、使ってみるか……」
 善でも悪でも霊気を貧欲に吸い上げる魔剣も、タキの前では赤子に等しい。新しい武具として"ソウルエッジ"の加工に着手したタキは、わずか半年でそれを従順な下僕に変えた。
 そんなタキの元に知らせが届いた。この半年の間に地脈を吸い上げ、封印を喰い破らんとする“猛怒託妖”の、完全なる封印を頼むとのことだった。
 更なる強力な武具を身に付けたタキにとり、そんな仕事は簡単なことだ。この仕事が終わった後、彼女はいつもの台詞をいうだけである。
 「封魔完了」

 

   

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